「山路ふみ子映画賞」は映画人の育成、功績を称えることを目的とした歴史ある賞です。https://t.co/6lAHCA80iK

平塚千穂子より受賞コメントをいただきました。

この度は、大変光栄な賞をいただき、ありがとうございます。
これまで、活動を共にしていただいた全ての方々と、ご支援いただいた全ての方々を代表していただいた賞だと思います。
心から感謝申し上げます。

「福祉賞」をいただいて、改めて「福祉」とはなんだろう?と考えました。とどのつまり「どんな命も、大切にされる」ということに尽きるのではないかなと思います。

一つ一つの命は実に多様です。
日常生活だけでは、ありのままの命には、ほとんど触れていない人も多いかもしれません。
しかし、自分ですら知らない、本当の自分と出会えるのも、ふと誰かと気持ちが通じあい、嬉しくなったり、涙を流せるのも映画館です。

小さなユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ」では、それぞれ違う一つ一つの命を大切にしようとしています。それが文化としての映画をも大切に守ることにつながっていることが、多くの人の〈こころ〉から伝わり、ひろがっていくよう願っています。

10月22日からK’s cinemaで公開し只今上映中の『こころの通訳者たち What a Wonderful World』を観ていただき、そのことが伝わったらいいなと思います。そして、一緒に大切にしたいことをひろげていただけたら幸いです。

シネマ・チュプキ・タバタ代表
『こころの通訳者たち』プロデューサー
 平塚千穂子

平塚千穂子